こんにちは!1LDKデイズ妻いーやんです。
私たちが1LDK暮らしを始めたのは2020年。それまで住んでいたのは7〜8部屋もある広い家。ある時突然思い立って400kmも離れた小さな家に引っ越すことになりました。
そんなこんなで、今日は1LDKデイズの始まりを書いてみようと思います!
憧れの街に住みたい
私たち夫婦は、大の旅行好きということもあり、昔から”こんなところに住んでみたいね〜” “あんな風に暮らしてみたいね〜”と、妄想をふくらませていました。
子どもが生まれると、あっという間に毎日が過ぎて、妄想や夢は二の次三の次。それよりも、今日をいかに乗り越えるか!で頭がいっぱいでした。
自営業をしながらの育児のため、仕事とのバランスのとり方が難しく、忙しい毎日を過ごしていました。
そんなある時、ふとしたキッカケで“新しい家買って引っ越そう!”と、夫たーちゃんの鶴の一声。
仕事を辞めて、一旦リセットして、どこでどんな風に子どもを育てるかもう一度考えよう。せっかくなら、二人が恋人時代にも訪れてとても気に入っていたあの街に住もう。と盛り上がり、突如引っ越しが決まったのでした。
とは言え、その街は当時住んでいた場所からは400kmも離れた土地。土地勘もほぼない中、ネットの不動産情報をくまなくチェックする毎日が始まりました。
夢の物件との出会い
物件探しをする中でネックになったのは、遠すぎてすぐに内覧に行けないということ。
しかも小さな子ども二人を連れて、有給も取れない自営業。素敵だなと思う物件があっても見に行くことさえできず、そうこうしているうちにどんどん売れていく。
二ヶ月が経ち、やっぱり遠隔で物件探しは難しいのかな、数年後に引っ越すことを目指すか〜、と弱気になっていた頃。いつものように夫婦そろってスマホで物件チェックしていると、
ちょっといい物件あるから見て!!
と夫たーちゃんに言われて見せられたのは、とある中古マンション。妻いーやん、いよいよ夢のマイホームをチェック!!
え。古くない、、?!
不動産情報サイトでは、古めの家でもわりとキレイに見えるような写真を掲載しがち。現地に行くと”あれ?なんかイメージと違う”ってなるのがお決まりだと思うのですが、現地に行かなくてもわかっちゃう、スマホの画面から滲み出る昭和感。
汚いとかボロいとかじゃなくて、子どもの頃にどこかで見たような、レトロで懐かしい風貌。
めっちゃいい!最高!ここしかない!
もうここに決めたんだろうな、と思わせる夫たーちゃんの激推しに、いやぁ〜ここはないよ〜と言いながらも、うっすらここに住む予感がしてきます。徐々に心が動かされた私は、ちょこちょこページを開いてはこの物件が残っていることを確認して安心する日々を過ごしました。
そんなある日、
やっぱりこの家見てきてよ!
と、夫からの指令で、私が物件を見に行くことになりました。え、私が?!
その頃にはすでに古さも含めてこの家に愛着を感じていたし、むしろもう買いたいなとさえ思っていたので、ドキドキしながら不動産屋さんに電話すると
他にもここを迷っている方がいて、あとハンコ押すだけなので、、、見に来られるならご購入前提でお願いしたいです。
と。マ、マジですか。ネットの掲載写真見ただけなんですけど、買う前提で行く感じですか。
そんなわけで、オンラインで運命の出会いを果たした物件にいよいよ会いに行くことになったのでした。幼児二人連れて。はるばる400km離れた土地から。私一人で。購入前提で。
現金一括で家を買う
いよいよ現地を見に行くと、
あれ?なんか思ってたよりキレイじゃない?
と、感じました。古いよ〜古いよ〜と自らマインドコントロールしまくったせいで、感覚が麻痺したのかもしれません。中を見たら、水回りをはじめ、直さなくちゃいけないところはたくさんあったけれど、日差しが差し込んでとても暖かく明るい家だなぁ!と思いました。
いつも抱っこ抱っこの次女が自ら降りて、ニコニコしながら部屋を走り回りとても嬉しそう。そして、”わたしこのお家に住みたいなぁ”と、長女がぽつりとこぼした一言が決定打となり、ここにする!と思いました。
そして不動産屋さんに
ここ買いますっ!!
と。
ご主人も見てからの方が、、、とか、せめて連絡してからの方が、、、とかアドバイスしてくださったので、一応夫のたーちゃんに連絡して、買おうと思う!と言うと、うん買おう!と。
ご主人が物件を見もせず購入を決めるなんて、と不動産屋さんは少し引いていました。笑。夫は買うと決めていたので見ても見なくても同じだと思っていたようです。残る問題は私が実際に見てOKと思えるか、と考えてくれていたんだなと気づきました。
そしてもう一人の購入希望の方と協議した結果、私たちに譲ってくださることになり、あれよあれよと言う間に物件を買うことになりました。
しかしここで問題が!
私たちは自営業で、たくさん働く時期とのんびりする時期があり、収入に波があったのでローンを組むのが難しいかもしれない、という。
そこで、思い切って、これまで貯めてきたお金をガツンと注ぎ込んで(そんな高額ではないけれど)、現金一括で購入することにしました。
こういうとき、思い切りがいいのが私たちの取り柄かな?と思っています。たーちゃんはわりと慎重派ですが納得したら突き進みます。私はあまり深く考えずに思い切るので、結構失敗します。笑。でも気にしない。
今買わないとまた誰かに買われちゃう。という焦りもあったかもしれません。でもやはり、運命の出会いを果たした感があったので、迷いはありませんでした。
そして始まる1LDKデイズ
続けてきたことをやめたり、環境を変えたりするのは勇気を伴う決断だったりします。数年間積み上げてきた仕事を辞めて、新しい場所で暮らす、しかも子どももいる。マイナスの未来を想像すると一歩踏み出すことがとても難しくなります。
しかし私の場合は、憧れていた街で、大好きな家族と一緒に再スタートできる!そう考えるととてもワクワクして、また新しい人生の一ページが開かれるような、そんな気持ちになりました。
自分を変えたい、もっとこうなりたい!と望むとき、手っ取り早いのはまず引っ越すことかな、と思います。
住む家が変わると環境が変わり、環境が変わると出会う人が変わります。出会う人が変わると自分が変わる。
私は前に住んでいた街も大好きだったし、そこで出会った人のことは今も大切に思っています。引っ越してからもずっと心の支えにしてきました。
でもあの時の自分と今の自分はきっと同じではなく、もしかしたら少しだけ前進できているんじゃないかなと思います。
いよいよ、1LDKデイズが始まります。
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